アルトコイン爆上がり祭り!仮想通貨の価格差って何?

そのコイン、一体いくら?

朝、3時起きを続けているおもとです、こんにちは。
冬の早朝3時は暗いね!

僕は普段、仮想通貨の価格をcoincheckアプリのウィジェットでチェックしていますが、ここ最近アルトコインの価格上昇が半端なくなってきましたね!
coincheckで買えるアルトコインも、そろそろ僕レベルの資金では、ほんの数枚(?)しか買えないようになってしまった・・・。

さて、今から仮想通貨に投資しようとする方々や、僕のように初心者の方は、仮想通貨1枚の価格がコインによってなぜ違うのか、どのように価格が決められているか疑問に思った人はいませんか?

僕は疑問に思いました。
だって、設けたい人は(僕も含めて)安いコインを買っとけば、そのうちあがるんじゃね?って乱暴な理論を適用させようとしますからね!

でも、コインの価格が安いのは、それなりの理由があります。

コインの価格決定は単純

もうこれは当たり前ですが、コイン1枚(デジタルデータなので数量ですが、想像しやすいので、以後この表現で通します)の価格はそのコイン全体の価値を発行コインの枚数で割った価格になります。
ということは、発行枚数の多いコインは1枚のコイン価格が安い、ということになりますね。

さらにいうなら、発行枚数が多ければ多いほど、同じ資金がコイン全体に投入されても価格が上がりにくい、ということになります。

たとえばビットコイン(BTC)では、2017年12月19日現在だと時価総額34,389,168,595,176円・・・えーと、いちじゅうひゃく・・・34兆4000億円で、発行枚数が16,725,025BTC、およそ1672万5000枚なので、

34,389,168,595,176 ÷ 16,725,025 = 2056050.50・・・

約205万円ということになります。
ビットコインの場合は

では、これがリップル(XRP)だとどうなるでしょうか。

同じく時価総額が3,539,869,163,741円、発行枚数が99,993,093,880XRPなので、

3,539,869,163,741 ÷ 99,993,093,880 = 35.401・・・

現在の価格が91円程度だから、あ、あれ?合わない・・・。
この謎、誰か教えてほしいです。

気を取り直して、リップルとともに有名なイーサリアム(ETH)で計算してみましょう。

時価総額が9,140,724,539,406円、発行枚数が96,442,776ETHなので、

9,140,724,539,406 ÷ 96,442,776 = 94,778.737・・・

現在の価格は94,778円なので、ピッタリですね。

リップルの話は忘れるとして(笑)、この結果からどういうことが言えるかというと、

  • 時価総額の高い通貨は通貨1枚の通貨価値が高い
  • 発行枚数の少ない通貨は通貨1枚の通貨価値が高い

ということになります。

コイン1枚の価値×発行枚数=時価総額だから、当たり前だろー!と言われるかもしれませんが、時価総額ってそれだけコイン全体に資金が流れている指標なので、誰かが、それこそ企業や有力投資家が利用価値を見つけて資金を流すと、一気に価値があがる可能性もありますよね。

今後価値が高騰する可能性のあるコイン

逆に言うと、

  • 時価総額の低い通貨は通貨1枚の通貨価値が低い
  • 発行枚数の多い通貨は通貨1枚の通貨価値が低い

ので、このようなコインを狙ってみるのがいいかもしれません。
ただ、ここまで「発行枚数」と表現してきましたが、仮想通貨はデジタルデータなので小数点以下でのやり取りも可能なので、発行枚数そのものにこだわる必要はないかもしれません。

ただし、「発行枚数」が決まっている通貨と、今後増やすことのできる通貨があるので、そのあたりは注目しておいたほうがいいかも。
(いきなり発行枚数を増やすことはないと思いますが)

コインチェックやZaifで購入や取引できる有名どころのコインは、すでに相当な時価総額がありますので、最近は草コインと呼ばれる仮想通貨の発掘ブームが起こっています。

世界最大級の仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)で、いろんなコインの取引が行えるようです。
ただし円などの法定通貨ではなく、ビットコインでの取引なので、初心者には敷居が高いかも。

こちらはまた別の機会に解説しますね。

今回のポイント!
コインの1枚の価格は時価総額(流入資金)÷発行枚数!
時価総額の低い通貨は価格の値上がり幅が大きい!
あれ?リップルさん、価格が合わないよ・・・?