下の娘が何かと吠えるので、最近狼とのハーフ説を唱えるようになってきたおもとです、こんにちは。
ハーブじゃないよ!
年末年始の長期休暇を利用して、人生初のドローンライフを思いっきり楽しんでいます!
・・・いや、楽しんでいました。
ですが、あることをきっかけに、ドローンライフは突如終焉を迎えてしまったのです。
そんな悲劇的アラフォー男子のドローンライフ終焉ストーリーを書き綴ろうと思います。
ドローンライフ 終焉ストーリー
序章:アラフォー男子、年始の集まりに参加する
おもとの実家では、毎年年始に親戚筋が一同に集まるイベントが開催されます。
そこで昼ごはんに鍋をいただき、交流する。
子供のいる家庭はお年玉を放出し、回収する。
今年もその日がやってきたので、例年通りおもとも参加するべく準備を進めていました。
その時ひらめいたのです。
そうだ ドローンを持っていこう
数は多くないのですが、集まる中には子供も何人かいますので、テレビゲームばかりでは不健康だし外にでて遊んだほうがいい!と(浅はかにも考えて)ドローンを袋に詰めて集合場所へと向かいました。
転章:昼ごはんをあらかた食べ終え、いよいよドローン操縦へ。その時・・・
到着後は、イベントも例年通り進行し、鍋を食べ終えて休憩していました。
子供たち同士もあつまってゲームをしていたので、このタイミングだと思い、おもとはおもむろに子供たちを集めて言いました。
「ドローン 飛ばしにいこうぜ」
子供たちは初めて見る実物のドローンに興味津々。
予想通りの展開に、僕はホクホク顔。
ちなみに集合場所のお宅には、大きなガレージがあり、そこでドローンを飛ばせるという目論見でした。
ただ、親戚が集結するので、車でいっぱいになります。そこが僕の意識になかったところでした。
ですが、前日少し室内練習をこなしていたので、なんとかなると思い、子供たちをガレージに連れて出して、ドローンの操縦をしてみます。
初回の操縦より明らかに慣れていたのと、自動で元の位置まで戻ってくれる機能を覚えた安心感からか、最初のうちはスムーズにドローンを飛ばすことができていました。
ある程度見本代わりに操縦をしてみせたところで、親戚の子供にもコントローラーを貸してあげ、操縦をまかせました。
案の定、ガレージの壁に激突したり、母屋の壁にぶつけたりしてうまくいきません。
「仕方ないなぁ。もう一回おじさんが見本を見せるから、よく見ててね」
僕はそう言って子供からコントローラーを譲り受けると、再びドローン操縦開始。
こういう風にするんだよーと、意気揚々と操縦していたその時。
若干高度が上がっていたドローンが風に煽られてさらに高度を上げ、ガレージの塀を越えて敷地を飛び出し、あっという間に遠くへと飛んでいってしまったのです。
終章:奥の手も通用せず、機体は行方不明に
こーゆうときこそ奥の手の自動帰還だよな、と冷静に考えてコントローラーのスイッチを押しましたが、ドローンは一向に戻ってくる気配を見せません。
そしてそのままドローンの姿が点になってしまいました。
ここに至って僕は焦りだし、慌ててドローンを追いかけようと走りますが、住宅街の細道ではすでに点になっているドローンを見つけることができず。
その後、ドローンの足取りを追ってみたものの、比較的小さい上に、GPSでの捜索はできず、さらに屋根の上や民家の敷地に入っている可能性もあり、行方不明になりました。
ドローンが飛んでいってしまった原因
今回どうしてこういうことが起こってしまったのか、次回から起こさないために、その原因を探っていくことにしました。
その1 ドローン操作に慣れていなかった
僕のメンタルの問題として、ある程度経験した、とタカをくくって操縦できる気になっていたのだと思います。
実際はまだまだ思い通りの操縦ができていないし、操縦原理も理解していなかった。
その2 ドローンを飛ばして見るには狭い空間だった
室内なら狭い空間でも、それ以上ドローンがどこかに行くことがない仕切りがあるので、練習場所としては問題ないのですが、今回屋外での操縦だったので、狭いほど窮屈になってしまったのだと思います。
これが開けた大きい公園だったりすると飛ばしやすさも違うのですが、ガレージで無理やり飛ばそうとしたのが問題だったと考えています。
その3 風の影響を考慮にいれていなかった
購入したドローンが風の影響を受けやすいのは、初回の操縦である程度理解していたつもりでした。
ただ、今回の出来事に全く生かされていなかった。
風があると、機体が元の位置まで戻りにくく、何かあった時の対処がしづらい。
そのことを肝に銘じておかなければいかないと強く思いました。
その4 すぐに高度を下げる操作をしなかった
その1とかぶりますが、奥の手を信用しすぎたのもいけなかった。
実際は検証して経験値を積んだ後、「この機能はこういう使い方をすると効果的」というのを理解してから使うべきだったのに、知識だけに頼りすぎたのが敗因です。
今後のドローン操縦のための教訓
十分な操縦技術がないうちは、狭い空間でドローンを飛ばさない
まずは基礎的な操縦練習を安全に飛ばせる公園などの広い空間で十分こなしてから、難易度の高い場所で操縦するようにしましょう。
航空規制のかからない機体重量200g以下のトイドローンなら、室内練習も視野にいれて操縦技術を磨きましょう。
風の強い日はドローンを飛ばさない、あるいは十分に注意する
ドローンは比較的安定した飛行をしてくれますが、機体が軽いので風の影響を受けやすいです。
特に風が強い日は、思わぬ方向に思わぬスピードで移動してしまうので、外での操縦は諦めるか十分注意して行うようにしましょう。
操縦不能になる前に、着陸させる
特にトイドローンの機体は軽くて小さいので、遠くまで飛んでいってしまうと見えにくくなる上に、操縦が効かなくなることがあります。
操縦不能になる前に、さっさと着陸させて、もう一度はじめから操縦するようにしましょう。
以上、これが今回のドローン操縦で起こった悲劇と学んだ教訓でした。
住宅街での操縦は、人の迷惑になることも多いので、本当に気をつけてください!
なるべく開けた場所で操縦する!
住宅街などでは人の迷惑になることも考慮しよう!