おもとです、こんにちは。
「ネット銀行ってなに?普通の銀行とどう違うの?」
と思っているあなたにお答えします。
ネット銀行とは、簡単にいうと店舗を持たないインターネット上だけに存在する銀行です。
ネット上にしかないと不安に思うかもしれませんが、実店舗のある従来の銀行とできることは全く同じです。
預貯金はもちろん、融資の相談や住宅ローンの借り入れ、外貨の購入など、銀行と同じことができます。
さらにいえば、従来の銀行とは違い、インターネットで完結するので、窓口業務に人を配置する必要がありません。
そのため、利用者にとっても様々なメリットがあります。
ネット銀行のメリット
ネット銀行のメリットは次の3つです。
- 手数料が安い
- 365日24時間、振込などの手続きが可能
- 利子が高い
1. 手数料が安い
繰り返しますが、窓口業務に人を雇う必要がないので、人件費が抑えられます。
その分、手数料は安いという特長があります。
例えば、店舗型の三菱UFJ銀行場合。
ATMで振り込む場合、同じ銀行へは216円、他銀行だと432円も手数料がかかってしまいます。
これが住信SBIネット銀行の場合、同銀行だと手数料は無料、他の銀行でも2回から最大15回まで無料で振り込むことができるのです!
2. 365日24時間、振込などの手続きが可能
実店舗がなく、人が勤務する必要のないネット銀行では、パソコンやスマートフォンがあれば、日時や場所を問わず手続きをすることができます。
日中会社などで忙しく働いていると、銀行に行く時間がなかなかとれませんよね。
そんなあなたでも、通勤や休憩時間にスマートフォンを操作するだけで振り込むことができます。
3. 利子が高い
2018年5月現在、大手銀行の普通預金の利子は軒並み0.001%と非常に低く、銀行に預けてもほとんど増えることはありません。
しかし、ネット銀行では、最大0.1%の利子をつけることができます。
これは大手銀行の100倍。
しかも普通預金なので、いつでも引き出すことができるのです!
ネット銀行のデメリット
もちろんネット銀行にも実店舗と比べてデメリットはあります。
では、ネット銀行のデメリットは何でしょうか。
デメリットは次の3点です。
1. 窓口で対応してくれない
ネット銀行は実店舗がないため、応対してくれる人がいません。
もしあなたが銀行の手続きをするのに、どうしても人の手を借る必要があれば、従来の銀行に口座を開設しましょう。
2. 現金で引き出せるATMが少ない
ネット銀行に預けているお金は、対応しているコンビニのATMで引き出すことができます。
しかし、実店舗のある銀行のATMから引き出すことはできません。
ただし、コンビニは銀行より店舗数が圧倒的に多いため、単なる現金の引き出しであれば、不便はほとんどないでしょう。
3. パソコンやスマートフォン、インターネットがないと手続きできない
ネット銀行の手続きは、パソコンやスマートフォンでするため、持っていない人は使えません。
また、インターネット環境が用意できないと利用できないです。
しかし、このブログに辿り着いたあなたなら、パソコンやスマートフォン、インターネット環境は整っていますよね?
以上、デメリットを3点挙げてみました。
この3点を見てもらえばわかりますが、あなたが
パソコンかスマートフォンを持っていて、窓口でわざわざ手続きを教えてもらう必要がなく、コンビニが近くにある
なら、確実に従来の銀行よりもネット銀行の方が便利だと言えます。
目的で選ぶおすすめのネット銀行3つ
あなたがネット銀行に口座を開設したいと思っても、ネット銀行は現在10社以上あるので、どの銀行に口座をひらくか迷ってしまいますよね。
手数料や金利はもちろん、各ネット銀行はそれぞれ特長があるので、あなたの目的にあった銀行を選ぶことが大切です。
そこで、僕が便利だと思う代表的なネット銀行を3社、選んでみました。
1. SBI証券と仮想通貨取引の資金預け先なら住信SBIネット銀行
金利(%) | 普通:0.001(ハイブリッド預金0.01) 定期 0.02 |
提携ATM入出金手数料 | 入金:無料 出金: 月2~15回無料(ランクで差あり) |
振込手数料 (インターネットバンキング) |
→同店:0円 →他の金融機関 ~15回:0円 16回以上:154円 |
住信SBIネット銀行は、他のネット銀行と比べてATMからの入金や出金の手数料が安いのが特長です。
これだけでも十分口座をひらく価値はあるのですが、あなたがSBI証券で株を購入されるのであれば、かならず住信SBIネット銀行に口座を開きましょう。
なぜなら、SBI証券と住信SBIネット銀行間の入出金は無料で、しかもSBI証券から住信SBIネット銀行に即日で出金ができるからです。
他の証券口座から銀行へ出金する時は1日、長いと2日かかる場合があります。
しかしIPOの抽選で資金を移動しなければならないときに2日もかかると、最悪抽選に参加できないことも起こります。
そんなときに即日出金できるのは、とても助かります。
また、あなたが仮想通貨を購入したければ、必ず住信SBIネット銀行に口座を開きましょう。
これは、日本の取引所のほとんどが、振込先を住信SBIネット銀行の口座にしているので、同銀行からの入金ならリアルタイムに反映されるからです。
過去、ぼくも仮想通貨取引も怖くない!ビットコイン取引の手順を説明しますで書いているとおり、入金がずれたために投資時期を逃し、仮想通貨の価格が上がるのを、指をくわえて見ていることがありました・・・。
住信SBIネット銀行は、こちらから口座を開設することができます。
2. 楽天ポイントをためるなら、楽天銀行
金利(%) | 普通:0.02(マネーブリッジ0.1) 定期:0.02~0.17 |
提携ATM入出金手数料 | セブン銀行、イオン銀行、PatSat: 入金 216円(3万未満) ゆうちょなど:270円(3万未満) 3万以上は無料出金:216円 |
振込手数料 (インターネットバンキング) |
→同店:0円 →他の金融機関 3万未満:165円 3万以上:258円 |
あなたが楽天市場を利用されるなら、楽天銀行をおすすめします。
なぜなら、楽天銀行で手続きをすると、楽天ポイントが入手できるからです。
ポイントが貰える方法をいくつか紹介すると、
- 給料の振込先に指定
- 公共料金の自動引き落とし
- 楽天銀行から楽天市場の商品購入代金を払う
などがあります。
また、楽天証券とマネーブリッジを設定するだけで、普通預金の金利が0.1%になるので、楽天銀行の口座を開設するなら、楽天証券の口座も同時に開設しましょう。
楽天証券の口座開設、維持費は無料です。
マネーブリッジを設定しても、いっさいお金はかかりません。
株取引に必要な証券口座の開設を詳しくカイセツ!―楽天証券編―に、楽天証券の口座を開設する方法を載せているので、よかったら参考にしてください。
楽天銀行の開設は、こちらからどうぞ。
3. 株取引の資金管理はジャパンネット銀行
金利(%) | 普通 :0.01(0.015) 定期 :0.02(0.03) |
提携ATM入出金手数料 | 1回め:無料 2回め: セブン銀行:162円(3万未満 ゆうちょ:324円(3万未満) 3万以上は無料 |
振込手数料 (インターネットバンキング) |
→同店:54円 →他の金融機関 3万未満:172円 3万以上:270円 |
ジャパンネット銀行の特長は、なんといっても証券会社との連携が優れいているところです。
とくにIPOの購入で利用するほとんどの証券会社で即日入金サービスを利用することができます。
即日入金サービスを利用すると、すぐに口座に反映されるので、口座間の資金移動に余計な時間がかからず、IPOの抽選回数を増やすのに好都合なのです。
IPOの資金移動については、こちらの記事に詳しく開設していますので、ご参考ください。
ジャパンネット銀行の口座開設は、こちらからどうぞ。
以上、3社紹介しました。
あなたにとって便利なネット銀行選びの手助けになれば幸いです。
まとめ
インターネットに接続できる環境があなたにあるのなら、365日24時間いつでも利用できるネット銀行は、とても便利です。
仕事の休憩時間や、通勤や帰宅のスキマ時間に振込などの手続きをすばせば時短になるし、手数料も安い。
あなたがネット銀行に口座を開設していないのであれば、ぜひこの機会にネット銀行を活用してみましょう。