新しいチャレンジは、チキンにとって心臓が飛び出るほどの大事業なおもとです、こんにちは。
会社勤めをしている社会人の皆さんは、新人の頃何かしらの教育を受けたかと思います。
ちなみに僕は個人経営者の下で働いていた(というか、いまでも働いている)ので、教育らしい教育は受けていないのですが、それでも実地訓練(OJT)はしてきました。
(ぶっつけ本番的なやつですね)
で、入社してから数年後、経験ある社員が何人かはいって会社がそれなりに軌道に乗り出した頃、社長は一気に3人の新人を雇い、こう言い放ちました。
「一社員、新人一人担当で教えてやって」
この言葉を聞いた瞬間、唖然としました。
いくら軌道に乗り始めたとはいえ、少ない社員でギリギリ回している仕事量を、新人教育に時間を割いてこなすことが可能か。
答え。
教育に時間を割く分、自分たちの作業時間を後ろにずらす=残業量が増える
という結果になりました。
いや、うまくできる人はできるのかもしれませんよ?
でも僕は性格的にも技術的にも無理でした。
要領が悪いんですよね、多分。
結果、どうなっていったかというと、売上を生み出さない社員がいるので人件費がかさみ、さらに今までいた従業員の売上まで影響をうけて、会社全体の売上が落ちてしまいました。
そしてある時社長はミーティングを開いて言いました。
「なんでこれだけの人数がいて、この売上なんだ?」
これを聞いた時、再び唖然。
なんでって、わかってないの!?
従来の社員は教育で疲弊して生産性が落ち、新人はおもったよりも技術が伸びずに生産性が上がらない結果がこれですよ!?
まあ、社長の聞きたいは、売上が上がらない理由ではなく、時間をかけて教えているのに、どうして新人の生産性が上がっていないのかということだったと思います。
ただ、技術力が問われる技能は、一朝一夕で伸びるものではないので、それなりの時間が必要だし、その時間は投資だと思うしかないわけです。
なのに売上の結果が出ないって、そりゃ当たり前だわ。
さて、現在会社はどうなったかというと、その当時の社員は、僕以外全てやめてしまい、従業員数も僕を含めて3人になりましたとさ。
投資でいえば、完全な失敗。
株だったら相場退場レベルです。
その後どうなるかは、僕を含めお楽しみ、ですね・・・。
社員教育はいらない。副業を認めよ
さて、前置きが長くなりましたが、社員教育の代わりにするべきことは、ただ一つ。
副業を認める
コレだけです。
ただし、アルバイトなど、他の会社組織に雇われるような副業はNGです。
副業をやるなら、自らが稼ぎを生み出すもので収入を得るものにしましょう。
例えば、株や仮想通貨の投資であったり、ブログのアフィリエイトも最高にいいと思います。
もし株や仮想通貨を始めたい方がいれば、こちらの記事をオススメしておきますね。
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よく経営者の方って、ブラックであればあるほど従業員に「経営の視点に立って一緒に働いてほしい」とか言いますけど、これ無理ですからね。
だって、従業員と経営者って、全く立場が異なりますし。
経営者の究極の夢は、「給料の要らない従業員」であり、従業者の最高の状態は「働かなくても収入が発生する会社」なので。
※もちろんやりがいを求める人もいるので、一概には言えないのですが、経営者はその「やりがい」も搾取する立場だということをお忘れなく。
では投資やブログアフィリが、どうして社員教育代わりの副業に向いているかというと、簡単に言ってしまえば「自己責任で行う事業」だからです。
よく言われる「自分ごと」になるんです。
人からなにか指図をされても、全力でエネルギーを使うことはできないものですが、自分がやってみよう!と決心したものには全力、いや120%の力でやってみるんです。
で結果が出ると、更に楽しくなっちゃって、ますますのめり込みます。
投資やブログアフィリなどの「自分ごと」で収入を得る努力をすると、人はどの視点でものを考えるかというと、おわかりですね。
自然と経営者としての視点に変わるんですよ。
そして「自分ごと」で結果がでると、成長スピードは加速度的にアップします。
つまり、副業を認めるということは、
- 経営者:社員教育に時間とコストを割かなくていいし社員の成長スビードアップ
- 従業員:少ない給料(失礼)を副業で増やせるし、自分の成長スピードアップ
双方利益のある状態、WIN=WINの関係に立つことができるのです!
すべてが良いことづくめではありませんか?
本当に副業(やブログ)を認めて大丈夫なの?
Q:副業に力を入れすぎて、本業を疎かにしそう
A:給料が少ないなどの不安を抱えている社員が効率よく働くとは思えません。副業で得たスキルをフィードバックしてもらい、会社を成長させてもらいましょう。
Q:ブログで会社の悪口を書かれるのが嫌なのだが
A:悪口を会社とそのような会社にした経営者の責任です。会社の経営を見直しましょう。
Q:副業で成功した社員は、すぐに辞めてしまいそう
A:副業で成功するような独立心の強い社員は、どちらにしろあなたの会社に長く留まろうとは微塵も思っていません。
さらにいうなら、気持ちよく社員を送り出せることができれば、彼らはビジネスパートナーとなって、将来協力してくれる日がくるかもしれませんが、無理に引き留めようとすれば、必ずあなたを追い越して、やがて彼らの背中が見えなくなることでしょう。
Q:副業で投資をすると、身を滅ぼす心配はないか
A:それは社員自身の問題であなたの問題ではありません。リクス管理をしっかりと教えてあげましょう。
実際に副業を認めているロールモデルも存在します
株を勉強するために読んだ本の著者、上岡正明さんは会社を経営されているのですが、著作「うねりチャート底値買い投資術」の中で、社員に株式投資を積極的にすすめているそうです。
おそらく彼は僕が分析(?)した上記の効用を誰よりもよく理解されているのではないかと思います。
まとめ
副業を認めたとしても、会社のポテンシャルが変わることはおそらくありません。
というより、小さい会社であればあるほど、そのポテンシャルは大きく伸びるはずです。
ブログで悪口を書かれたら、会社を改善するチャンスだと思い経営を見直せばいいだけのこと。
ブラック企業は経営側からも駆逐しましょうよ。
経営者と従業員は、立場が違うのでそもそも相容れない
小さい会社ほどポテンシャルが高くなると考えよう!