おもとです。こんにちは。
今でこそ逆指値で注文できるようになったんですが、、SBI証券株アプリって、逆指値の注文方法を誤解してしまうんですよね。
この誤解で、ガンホー株を売る顛末の時オロオロしてしまいました(笑)。
オロオロしている様子は、ガンホー急伸の謎を分析!資産運用超初心者の不定期株日記で紹介しています。
そこで、一回でも迷ったあなたのために、SBI証券株アプリから逆指値で株を注文する方法を解説します!
ちなみに「逆指値注文って何?」と思ったあなたは、逆指値注文とは?株の暴落でも資金の損失を最小限に抑える唯一の方法で解説しているので、参考にしてくださいね。
逆指値注文とは?株の暴落でも資金の損失を最小限に抑える唯一の方法
SBI証券株アプリから逆指値で注文するときの誤解ポイント
まずは注文(取引)画面を見てみましょう。
この『逆指値執行条件』にある以上/以下になった時点で執行という言葉が、クセモノでして。
僕はこの言葉をみて、
「ああ、ここで価格を設定すれば、自動的に(設定した価格で)売って(買って)くれるんだ」
って思ってました。
だって、『〇〇買』、『〇〇売』というボタンをタップした次の画面なので、売ることや買うことは最初から決まっているから。
さらにその下の『価格』で、逆指値と同時に指値が注文できる、いわゆるツイン指値での注文ができるのか、と感動してました。
(なぜ成行注文も設定できるか不思議だったのですが、そのことは無視してました・・・)
ただ、『逆指値執行条件』に価格を設定しても、その下の『価格』を設定しないと、
とエラーが表示されてしまうので、絶対にツイン指値注文しなければならない仕様ってどうかなぁと思ってたんですけど。
これ、完全に誤解だったんです!!
パソコンの注文画面を見たらわかるのですが、
『逆指値執行条件』に入力する価格は、株がその価格になった時どうする?という、ただの条件でしかなかったのです!
入力した価格になったとき、『価格』で指定した方法で、買い(売り)注文が実行されるんですね。
このことに気づくのに、3ヶ月ぐらいかかりました・・・。
ちなみにSBI証券では、マネックス証券のようにツイン指値注文はできません。
もしツイン指値注文をどうしてもしたい場合はマネックス証券で口座を開設しましょう。
マネックス証券については、初心者にも優しい注文方法が充実!マネックス証券の口座開設を解説しますで説明していますので、参考にしてください!
初心者にも優しい注文方法が充実!マネックス証券の口座開設を解説します
SBI証券株アプリで逆指値注文する手順
いままでの説明で、ピンときていないあなたでも大丈夫です。
ここから具体的な注文の手順を説明するので安心してくださいね。
といっても、通常の注文との違いは次の3つだけです。
- 逆指値をタップする
- 注文が執行される条件を入力する
- 条件をクリアしたときに実行する注文方法を入力する
1. 逆指値をタップする
まずは、『逆指値』ボタンをタップしましょう(1)。
逆指値の注文に変わると、『逆指値執行条件』が表示されます。
2. 注文が執行される条件を入力する
表示された『逆指値執行条件』に、その価格になった時に買い(あるいは売り)注文を実行する価格を入力しましょう(2)。
例えば、一株1,000円の株を持っているあなたが、950円になったら損切りを自動でする場合、950と入力します。
ただし、何回も言いますが、入力した金額で売れるわけではないので要注意です!
これはただの条件。
実際の注文は次の『価格』で設定します。
3. 条件をクリアした時に実行する注文方法を入力する
2.で設定した条件に株の価格が当てはまった場合、どのような方法で注文するかを『価格』の項目に入力します(3)。
先程の例で説明すると、あなたが950円ですぐにでも損切りしたい場合は、『成行』を選びましょう。
その時点で最高値の買い注文をしている人(たち)との取引が成立します。
もしあなたが950円になった時点で価格の上昇を期待しているのであれば、指値で注文します。
例えば、950円になった株を960円まで戻ってから自動で売りたい場合は、指値を選んで「960」と入力します。
※厳密には指値注文をしても、入力金額どおりに売れるかは出来高で決まるのですが、ここでは説明を省きます。
他の項目は、いつも通りあなたが注文している方法で入力すれば問題ありません!
まとめ
SBI証券株アプリで逆指値注文する時の誤解ポイントをもう一度整理すると、
- 『逆指値執行条件』は買いや売りの価格ではなく、あくまで条件でしかない
- 実際の注文方法は『価格』で設定する
この2点です。
一度慣れてしまえば簡単なので、この記事を見ながら注文してみましょう!