【初心者必見】クロスバイク通勤で転倒した体験から学んだ、ケガを防ぐポイント3つ

クロスバイク通勤で転倒して学んだケガ防止3つのポイント

クロスバイクを初めて買った時って、すごくテンションがあがるんですよね。

「かっこいい自転車で街を走るのって最高!」
「これで通勤時間が短くなる!」

こんなテンションで走ってしまうから、ついつい無謀な運転をしたり、スピードを出して転倒してしまう。
はい、過去の僕です。

クロスバイクで転倒すると、自分のケガはもちろんのこと、自転車の寿命も短くなるので、できるだけ避けたいところ。
あなたもせっかく買った大事な自転車(と自分)が傷つくのは、いやですよね。

そこでクロスバイク通勤歴7年の僕が転倒した過去の体験から、どうすればケガを防ぐことができるのかを教えます!

クロスバイク通勤でケガを防ぐ3つのポイント

クロスバイク通勤でケガを防ぐには、事故や転倒を避けるしか方法はありません。
通勤時に転倒を避けるポイントは次の3つ。

  1. 時間に余裕をもって出勤する
  2. 家を出る前に服装や装備を確認する
  3. 運転時にスマホを操作しない

1. 時間に余裕をもって出勤する

クロスバイクはスピードが早いため、通勤時間を甘く見積もりがちになります。

しかし、クロスバイクでいくらスピードを出しても、あなたが予想するより時間を短縮することはできません

ママチャリ通勤だった僕は、クロスバイクに変わった時に感じたスピードが段違いだったため、6キロの道のりを10分ぐらい短縮できると思っていました。

でも6km程度の距離を10分短縮するって、結構大変なんですよね。

今思えば相当アホなんですが、その日の僕も、クロスバイクだから大丈夫、とたかをくくり、さっそくスピードを上げて出発しました。

途中の下り坂も全速力。
ギアも最大まで重くして、一気に駆け下りる!

下る途中に左折車が見え、少しスピードを緩めようとしましたが、止まる気配を見せたので、再び全速力で駆け下りました。
すると、何を思ったか左折車がまた動き始めたのです!

慌ててブレーキを掛けたけど、すでに遅し。
あまりに急激にかけたため、自転車ごと前方に一回転して僕はアスファルトに体を強く打ち付けられました。

幸い自転車も壊れず、僕も(体は痛かったのですが)なんとか立ち上がることができたので、そのまま出勤しましたが・・・。

この事故でわかるとおり、なれないスピードで走ってもクロスバイクは制御できません

さらにいうなら6キロ程度では10分も早く出勤することはできません

クロスバイクを買ってしばらくの間は、スピードになれるまで時間に余裕を持って出勤しましょう。

2. 家を出る前に服装や装備の状態を確認する

あなたは出勤する時、何を持っていますか?
また、どんな服装で出勤していますか?

もしあなたが服装や装備で少しでも気になるものがあれば、出発前に必ず直しておきましょう。

僕も通勤に使うリュックをチェックしなかったため、顔半分に1ヶ月治らなかったケガをしたことがあります。

ある日のこと、いつものようにクロスバイクで颯爽と家から出た後、胸のあたりで何か違和感が。
見ると身体に固定するためのプラスチックの固定具、いわゆるバックルが逆さまに付いていて、紐がよれていました。

今思えばやっぱりアホなんですが、僕はこれを直すために、両手をハンドルから離してしばらく走っていたんです。

ママチャリだと両手を離してもある程度バランスを取る自信はありました。
しかし、クロスバイクはタイヤが細いうえに車体が軽いため、簡単にハンドルが取られてしまいます。

そう、あなたの予想通り、僕はハンドルが急激に曲がったせいでバランスを崩し、顔面からアスファルトに落ちてしまいました。

幸いスピードはそんなに出ていなかったので、命に関わる事故にはなりませんでしたが、顔を打った瞬間痛すぎて、泣くのを通り越して半笑いでうずくまりました……。

もう一度言います。
出発前に服装や装備は必ず整えておきましょう
また、両手を離して運転するのは、間違ってもしてはいけません

自転車を安全な場所に止めて、気になるところを直しましょう。

3. 運転時にスマホを操作しない

スマホって気になりますよね。
LINE、Twitter、メールなど。

でもクロスバイクの運転中は、絶対にスマホを操作してはいけません

僕はついつい運転中にスマホを操作してしまい、買って1ヶ月も経っていないスマホの画面を、バキバキに割ったことがあります。

僕は毎日、仕事が終わると電話をして妻に帰ることを伝えます。

その日も帰宅電話を終え、しばらく走っていたのですが、伝え忘れたことがあったので、メールをするためにスマホを取り出して、操作していました。

あなたが自転車に乗りながらスマホを見た経験があるなら、画面から顔を上げた瞬間に意外と進んでいた、ということがありませんか。

今思えば本当にアホなんですが、メールを打ち終えて顔を上げると、さっきまで遠くにいた人が、間近まで迫っていました。

慌ててよけたおかげで人身事故は避けられたのですが、スマホを片手に持っていたために、バランスを崩してスマホごと地面に手をつくことに。
あとは想像にお任せします……。

大切なことなのでもう一度言います。
クロスバイクを運転中、スマホを見るのはやめましょう。
操作なんてもってのほか。

下手をすれば人身事故につながります。
後悔する前に、安全な運転を心がけましょう。

ケガを防ぐための、おすすめ安全グッズ

安全運転で転倒を防ぐことはもちろんですが、もしも転倒した時のため、あなたの身を守るグッズは欠かせません。

そこで、僕が必要だと考えるおすすめの安全グッズを紹介します。

自転車用ヘルメット

クロスバイクで自転車通勤をするなら、ヘルメットは欠かせません。

なぜなら、あなたの頭を守るのはもちろん、入っている保険によっては支給される金額が多くなるからです。
走行時は必ずヘルメットを着用しましょう。

自転車用のヘルメットにはいろんな種類がありますが、日本人の頭にフィットする形で、通気性のいいヘルメットがおすすめです。

例えばこちらのヘルメットなら、超軽量で通気性もよく、さらに夏場と冬場で通気性を変更することも可能です。

といっても実際に付けてみないと分からないこともあるので、可能であれば近くのサイクルショップでヘルメットを試着してみましょう。

あとはネットで値段を比べてみて、安い方を買うといいでしょう。

自転車用グローブ

冬場は防寒のために、手袋を着用しますよね。
しかし夏場に手袋をすることは少ないのではないでしょうか。

転倒時は必ずといってもいいほど手を付くので、何も付けていないと手の平の皮がめくれてしまいます。
僕も過去、手の平を傷だらけにした経験が何度もあります。

自転車用のグローブは、冬場以外でも必ず付けるようにしましょう。

僕のおすすめは、指先を出すことができ、かつ汗をかいても脱ぎやすいように引っ張ることができる補助ひも付きのものです。

手の平をケガすると、仕事にも生活にも影響が出るので、保護しておきましょう。

通勤時の事故は労災認定できる可能性もある

あなたが通勤中に自転車で転倒した場合、労災認定を受けられる可能性が高いです。

通院などの費用がかかる時は、お勤め先の会社に労災認定できるのかを相談してみましょう。

かくいう僕は、労災が受けられると知らずに、会社に相談しませんでした。
もったいなかったです……。

せっかく会社に勤めているのなら、徹底的に会社制度を利用しましょう!

まとめ

もう一度まとめると、初心者がクロスバイクでケガをしないポイントは次の3つです。

  1. 時間に余裕をもって出勤する
  2. 家を出る前に服装や装備を確認する
  3. 運転時にスマホを操作しない

クロスバイクのスピードや乗り心地に慣れるまでは、なるべく無理をしないことを心がけてください。

また転倒した時のために

  • 自転車用ヘルメット
  • 自転車用グローブ

この2つ必ず着用しましょう。
ヘルメットとグローブを着用してるかしていないかでは、ケガの確率に大きな差が出ます。

あなたがもし転倒でケガをした場合は、労災認定を受けられる可能性があるので、お勤め先に相談しましょう。

自転車通勤をして交通費を節約しても、ケガのして治療代を払っては意味がありません。

余計な出費を抑えるためにも、安全なクロスバイク通勤を心がけましょう!

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