IPO株の抽選に同じ資金で2回参加できる、後期抽選型の証券会社とは?

後期抽選型で抽選回数を増やす

おもとです、こんにちは。

「IPO株の抽選回数を増やしたいけど、資金が少なくて・・・」

と、お嘆きのあなた。
その気持ち、僕も痛いほどわかります。

IPOの当選確率を上げるためには、抽選に数多く参加する必要がありますが、資金が少ないと参加できないこともしばしばあります。

しかし、後期抽選型の証券会社を上手く利用すれば、同じ資金で同じIPO株の抽選が2回できることをご存知でしょうか?

資金が少ないあなたのために、

  • 後期抽選型とは
  • 同じ資金で2回抽選に参加するコツ

をご紹介します!

後期抽選型の証券会社とは

IPO株の抽選は、通常ブックビルディングの申し込み期間が終わった次の日に行われます。
これを前期抽選型といい、ほとんどの証券会社がこの方式を採用しています。

一方、ブックビルディングの申し込みは先にするものの、抽選は購入申込み期間の最終日に行う証券会社があります。
こちらを後期抽選型といいます。

後期抽選型の証券会社には、

があります。

前期抽選型の証券会社で資金が必要なのは、ブックビルディング期間(と抽選日)になります。
一方、後期抽選型の証券会社は、購入申込期間です(一部証券会社を除く)。

このため、先に前期抽選型の証券会社でIPO株の抽選を行い、もし落選したとしても、後期型の証券会社に資金を移動して、もう一度同じIPO株の抽選に参加する、ということが可能になります。

つまり、同じ資金で同じ株の抽選に2回参加することができるのです!

同じ資金で2回抽選に参加するコツ

とはいえ、同じ資金で抽選を2回参加するには、ちょっとしたコツがいります。
それは、いかに資金をすばやく移動させることができるか、ということです。

というのも、前期型の抽選日から購入申込期間が始まるまでは、通常翌営業日、遅くても翌々営業日のことが多いです。
さらに、申し込み期間はだいたい5営業日なので、資金移動に使える時間は約5~6営業日しかありません。

あなたがもし抽選機会を増やしたいのであれば、前期抽選型の証券口座の資金を抽選直後に出金手続きをすませ、後期抽選型の証券会社になるべく早く入金しましょう。

資金が拘束される主な前期抽選型の証券会社ごとに、出金にかかる時間を掲載しますので、出金可能な日がいつになるのか確認してくださいね。

前期抽選型証券会社の出金にかかる時間(インターネットから出金した場合)

 

マネックス証券 営業日:
5:00~15:00、17:00~20:28・・・翌営業日
20:28 ~3:00・・・翌営業日土・日・祝日
5:00~3:00・・・翌々営業日
SMBC日興証券 ゆうちょ銀行以外
営業日:
0:00~1:00、7:00~10:55・・・当日
11:00~15:55、16:00~19:00、20:00~24:00・・・翌営業日土・日・祝日:
0:00~1:00、7:00~24:00・・・翌営業日ゆうちょ銀行
営業日:
0:00~1:00、7:00~15:55・・・翌営業日
16:00~19:00、20:00~24:00・・・翌々営業日土・日・祝日:
0:00~1:00、7:00~24:00・・・翌々営業日
SBI証券 毎営業日15:30前まで・・・翌銀行営業日
毎営業日15:30以降・・・翌々銀行営業日
大和証券 ゆうちょ銀行以外
営業日
0:00~9:30・・・当日
9:30~24:00・・・翌営業日土・日・祝日
0:00~24:00・・・翌営業日ゆうちょ銀行
営業日
0:00~15:30・・・翌営業日
15:30~24:00・・・翌々営業日土・日・祝日
0:00~24:00・・・翌々営業日

※みずほ証券はWEBサイトに記載なし

さらにもう一つ。
入金方法についても、ちょっとしたコツがあります。
各証券会社が提携している金融機関で即時入金サービスに対応している金融期間があります。

即時入金サービスとは、手数料が無料で手続き後にタイムラグなしに入金できるサービスです。

逆にいうと、即時入金サービスに対応していない金融機関から入金すると、手数料と入金時間がかかってしまいます。

証券会社ランキングで紹介した証券会社の即時入金サービスに対応している金融機関は次のとおり。

岩井コスモ証券 ジャパンネット銀行
楽天銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
近畿大阪銀行
セブン銀行
ゆうちょ銀行
松井証券 ジャパンネット銀行
住信SBIネット銀行
ソニー銀行
楽天銀行
じぶん銀行
イオン銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
近畿大阪銀行
スルガ銀行
セブン銀行
福岡銀行
京都銀行
ゆうちょ銀行
マネックス証券 ジャパンネット銀行
住信SBIネット銀行
ソニー銀行
楽天銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
ゆうちょ銀行
SMBC日興証券 ジャパンネット銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
ゆうちょ銀行
SBI証券 ジャパンネット銀行
住信SBIネット銀行
楽天銀行
イオン銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
近畿大阪銀行
スルガ銀行
セブン銀行
ゆうちょ銀行
大和証券 ジャパンネット銀行
大和ネクスト銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
ゆうちょ銀行
みずほ証券 ジャパンネット銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
ゆうちょ銀行
野村証券 ジャパンネット銀行
楽天銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
スルガ銀行
セブン銀行
ゆうちょ銀行
岡三オンライン証券 ジャパンネット銀行
住信SBIネット銀行
楽天銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
セブン銀行
スルガ銀行
ゆうちょ銀行
エイチ・エス証券 住信SBIネット銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
ゆうちょ銀行
ライブスター証券 ジャパンネット銀行
住信SBIネット銀行
楽天銀行
イオン銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
近畿大阪銀行
セブン銀行
ゆうちょ銀行
カブドットコム証券 ジャパンネット銀行
じぶん銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
ゆうちょ銀行

※カブドットコム証券のみ、入金に手数料がかかります。(ジャパンネット銀行:50円、三井住友銀行:100円、みずほ銀行:3万円未満100円・3万円以上200円)

 

あなたの所有する金融機関の口座がこの中にあれば、入出金はその口座を利用しましょう。

しかし、この中にあなたの口座がなければ、ネット銀行の口座開設をおすすめします。

ネット銀行とは
ネット銀行とは、一言で説明すると、実店舗を持たず、インターネット上で銀行業務を行う銀行です。
店舗がないので不思議な感じを受けますが、できることは実店舗のある銀行とほとんど変わりません。

さらにインターネットで完結できるメリットとして、人件費がかからないので、実店舗付きの銀行とくらべて振込手数料が安くすみます。

ネット銀行についてはネット銀行とは?口座開設のメリット・デメリットと目的別のおすすめ銀行3つで詳しく説明しています。

ネット銀行の中で証券会社との連携が最も多いのはジャパンネット銀行です。
IPOに有利なほとんどの証券会社と即時入金サービスを提携しています。

資金移動もすばやくできて入金数料が無料なので、新規で口座を開設するなら、1択といっても過言ではないでしょう。

まとめ

いかがでしょうか。

後期抽選型の証券会社を上手く利用すると、資金を増やすことなくIPO株に2回応募することができます。
IPO投資に少額しか資金を用意できないあなたにとっても、力強い見方になることでしょう。

この機会に、後期抽選型の証券会社に口座を開設してみましょう!

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