ママチャリからクロスバイクに変え、最初にぶつかる壁。
それはタイヤに空気を入れること。
初心者が通勤用クロスバイク購入を絶対失敗しないために気をつける3つのポイントで僕がおすすめする全てのクロスバイクは、空気を入れるバルブにフランス式(仏式バルブ)を採用しています。
かたやママチャリのバルブはイギリス式のバルブ(英式バルブ)なので、ママチャリに使っていた空気入れ(フロアポンプ)では、吸気口が対応していません。
そこで仏式バルブに対応した空気入れを探すのですが、僕が検討した時は、
「メーカーがいっぱいありすぎて、どれを選んでいいか分からんわ」
と思いました。
仕方なく、「えいやっ」と適当に選んで買ったSERFAS(サーファス) FP-200。
これが思いのほか優れもので、ママチャリで使う廉価版の空気入れとは、一味も二味も違いました!
そこで今回は、SERFAS(サーファス) FP-200の使い心地を推薦がわりに徹底レビューします。
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SERFAS(サーファス) FP-200の外観・機能について
色・形
SERFAS(サーファス) FP-200の色は次の8色の中から選ぶことができます。
- イエロー
- ステルスブラック
- ブラック/イエロー
- レッド
- ホワイト
- ブルー
- フラッシュピンク
- シャンパンゴールド
Amazon参照
僕が選んだのはブルー。
当時のクロスバイク、GIOS MISTRALが青色だったので、お揃いにしました。
ママチャリ用とは違い、ぱっと見てもわかるぐらいスタイリッシュ。
また、ボディ部分がオール金属なので、重厚感があります。
ただし重さは1.6kgとノートパソコンなみの軽さで、持ち運びに力は必要ないです。
さらにホースの先にある空気を入れる部分を固定できるので、収納時にスペースがいらず、バラバラにならないのも良かったポイント。
僕の家では玄関先の納戸にしまっていますが、空気を入れたい時にすぐに取り出せるので、ストレスなく使用することができています。
標準装備のアダプタは2つ
仏式/米式のバルブには標準で対応。
切り替えなしに、どちらにも空気を入れることができます。
また、対応した吸入口に標準でついているアダプタを付けることで、英式バルブ(いわゆるママチャリなどのバルブ)のタイヤや、球技用のボールに空気をいれることもできるんです。
僕の家は自転車が4台と公園遊びのサッカーボールも2つほどあるので、SERFAS(サーファス) FP-200の1台ですべて対応してくれるのは、とても助かりますね。
空気圧計(ゲージ)
いわゆる昔の空気入れにはついていない、タイヤの空気圧が計れる計器。
他機種ではデジタルメーターになっているものもあるらしいのですが、僕はアナログ表示に問題を感じていません。
英式バルブのタイヤでも空気圧を計れるので、指でタイヤの硬さを確かめながら入れることがなくなりました(笑)。
ただし英式バルブの場合は 米式・仏式に比べ内部圧力を正確に検知する事はできないようです。
英式バルブで計る場合、メーター数値は目安として考えておいたほうが良さそうですね。
ホースの長さ
写真の通りホースはほどほど長い(90cm)ので、車体の真ん中に本体をセットすれば、前のタイヤと後ろのタイヤで空気入れを移動する必要がありません。
これだけ長くても、ホースを引きずることなく収納することができます。
SERFAS(サーファス) FP-200の使い心地
なんだかんだいっても、実際の空気入れが使いにくければ意味がありません。
しかし、SERFAS(サーファス) FP-200は一度空気を入れただけで感動するぐらいの入れ心地でした。
感動ポイントは次の3つ。
- 小さな力で空気を入れることができる
- 少ないポンピングですぐに空気が入る
- 空気圧計が上にあるから見やすい
小さな力で空気を入れることができる
やはりいちばんの感動ポイントはこれ。
今まで使っていたママチャリ用空気入れがなんだったんだと思うほど、力を入れることなく空気が入りました。
その証拠に、小学2年になる僕の娘が、SERFAS(サーファス) FP-200を使って初めて自分の自転車に空気を入れたのですが、いともたやすく適正圧力まで空気を入れていました。
あまりにも簡単に入るから、入れすぎて爆発するかとハラハラしました(笑)。
その後、僕のクロスバイクにも挑戦しましたが、さすがに僕のクロスバイクのタイヤは圧力が高いので、娘の力では難しいようでした。
しかし、あなたが標準的な筋力や体重なら、簡単に空気を入れることができると思います。
事実、SERFAS(サーファス) FP-200を買ってから、僕がクロスバイクの空気入れで困ったことは一度もありません。
少ないポンピングですぐに空気が入る
ママチャリ用の簡易空気入れと比べ、本当に短時間で空気を入れることができます。
あまりにも空気が早く入るため、
「クロスバイクのタイヤって、そんなに空気必要ないんや~」
と考えていました。
でも、他のタイヤやサッカーボールにも空気を入れてみても、あまりにも早く入るので、これはSERFAS(サーファス) FP-200の性能だろうと確信。
無意識レベルだとタイヤがパンクするぐらい空気を入れてしまうので、逆に入れすぎに注意しています(笑)。
空気圧計が上部にあるから見やすい
僕は目が悪いので、空気圧計がポンプの根本についているタイプだとどこまで空気が入っているかがわかりにくいのです。
しかしSERFAS(サーファス) FP-200はポンプの上部についているため、0.1以下の僕の視力でも確認することができます(眼鏡はかけていますが)。
特に黄昏時のような少し日が落ちた環境では、この距離の差が見えやすさの大きな差になるはずです。
注意点:タイヤの形状次第では、吸入できないものもある
唯一の注意点として、バルブに装着する時、固定するためにレバー(ロックレバー)を上げるのですが、このレバーを上がるスペースがないタイヤの大きさだと、タイヤ自体に装着できません。
僕の所有するクロスバイクは問題なかったのですが、娘の自転車タイヤの形状がこの罠に引っかかって、取付口(バルブヘッド)が取り付けられませんでした。
また、Amazonさんのレビューだと、14インチのタイヤで取り付けられなかった例もあるようです。
もしあなたが、このような自転車に空気を入れる必要がある時は、注意しましょう。
まとめ
クロスバイクを買った初心者が、最初に戸惑う空気入れ問題。
もしあなたがフロアタイプ型の空気入れを持っていなければ、何も考えずにSERFAS(サーファス) FP-200を買え!と断言できるぐらいおすすめできます。
標準で仏式/米式/英式に対応できる上に、ボールに空気も入れられるので、特に僕のようなファミリーにはとてもオトクな一台。
驚くほど力いらずで空気を入れられるので、あなたの家にもぜひ一台どうぞ。
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