もう通勤で消耗しない!初心者がクロスバイクで走る時の注意点3つ

クロスバイクで走る時の注意点3つ

初めて走行するクロスバイクでは、ママチャリと勝手が違うところが色々とあります。

それを知らずに走っていると、クロスバイクが傷ついたり、通勤に無駄な体力を使って仕事に影響が出てしまうことも。

僕もクロスバイクを5年間走らせている間に、何回やらかしたことか……。

そこで、あなたが僕のような経験をしないために、クロスバイクで疲れない走行の仕方や注意点を教えます。

クロスバイクの走行の仕方

あなたがママチャリを運転するとき、おそらく漕ぎ方を意識しないとおもいます。

しかし、クロスバイクはペダルの漕ぎ方次第で効率に大きく差がでるので、疲れにくい走行をするためには、正しい漕ぎ方をする必要があります。

注意する点は次の2点。

  1. ペダルを踏み込む足の位置
  2. クランクの回転数

ペダルを踏み込む足の位置

ペダルに乗せる足の位置は、ペダルの真ん中のへこみに足の指の付け根がくるようにします。

つま先立ちをした時に地面に付く部分と考えれば間違いありません(写真の赤い部分)。

あなたがママチャリを運転する時、土踏まずを使ってペダルを漕いでいませんか?

土踏まずでペダルを踏み込むと、真ん中に隙間が空いてしまい、力が効率的に伝わらずロスが大きくなります。

そのため体力も余計に使うので、ロングライド(長い距離の走行)であればあるほど疲れがたまる結果に。

ペダルをつま先で押すように意識すれば、ぐっと楽に走れるようになりますよ。

クランクの回転数

自転車でいうクランクとは、ペダル(とペダルが付いているアーム)のこと、と考えておけば大丈夫です。

※正確な意味を知りたければ、Wikipedia『クランク』を参照してください。

クランクが1分間に回転する回転数をケイデンスと呼びます。(ケイデンスの単位をrpmで表します)

このケイデンスが90~110(1秒なら1.5から2回転弱)の時が、最も効率よく走ることができます。

しかし、ケイデンスは加速すると上がっていくので、回転数を一定に保つためにはギアチェンジの操作が必要です。

チェーンが外れないための、クロスバイクの正しいギアチェンジの方法を参考に上手にギアチェンジを行い、効率よく走れるようにしましょう。

また、あなたがケイデンスを感覚ではなく数値で知りたい場合は、ケイデンス測定機能を搭載したサイクルコンピューターもあるので、チェックしてくださいね。

クロスバイクの運転姿勢

クロスバイクを運転する時は、体をある程度前に倒し、少しだけ背中を曲げるような姿勢を取ります

ママチャリではハンドルまでの位置が近いので、普通に椅子に座ったままのような姿勢で運転しますよね?

しかしクロスバイクを運転する時も同じような姿勢で走ると、走りにくいだけでなく、腰に負担がかかってしまいます。

また、座席の位置も前方に寄ってしまうため、ロングライドではお尻が痛くなります。

サドルに座る位置を前の細い部分ではなく、後ろの広い部分にすると、自然と前傾姿勢になるでしょう。

もしあなたが意識しても正しい姿勢を取れない時は、

  1. ハンドルとサドルの位置が寄りすぎている
  2. そもそもサイズが合っていない

のどちらかなので、

1の場合は次分でサドルとハンドルを調整するか、サイクルショップに相談。

2の場合は新しいクロスバイクを買うか検討し、サイクルショップでサイズを確かめながら試乗しましょう。

クロスバイクでカーブを曲がる方法

クロスバイクでカーブを曲がる時は、曲がる方向と逆の足のペダルを下にします。

そうしないと、クロスバイクによってはペダルが地面に擦れてしまい、ペダルを傷つけることになってしまいます。

僕の場合、意識しないと利き足(僕は右)を下にする傾向あるので、右に曲がる時に自転車を傾けて、ペダルを擦ったことが何回あったかわかりません。

クロスバイクが傷つくのはもちろん、スピードも落ち、最悪転けることになるので、カーブを曲がる時は十分注意してください。

まとめ

クロスバイクでの走行は、

  1. 漕ぎ方
  2. 姿勢
  3. カーブの曲がり方

以上の3点に注意すると、安全に効率よく走れるようになります。

あなたの自転車通勤を快適に過ごすため、ぜひ実践してくださいね。

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