【初めてでも簡単】仏式バルブのクロスバイクに空気を入れる方法・手順

仏式バルブの空気の入れ方

「いざクロスバイクを買ってみたものの、今までのタイヤと吸入口(バルブ)が違うから、どうやって空気を入れたらいいか分からない・・・」
「仏式バルブ対応の空気入れを買ったものの、使い方が分からない・・・」

とお悩みのあなた。

僕も初めてクロスバイクを買った時、一番最初に戸惑ったのが空気の入れ方でした。
なんせママチャリとは全くバルブの形状が違いますからね。

仏式バルブの先端は細いため、下手をすると曲がってしまう可能性があります。

でも安心してください。
クロスバイク歴5年以上の僕が、SERFAS(サーファス) FP-200を使って空気を入れる手順を画像つきで解説します。

これを見れば、失敗なく誰でも簡単に空気を入れることができるようになりますよ。

この記事でも解説のために使っている、僕の超おすすめ仏式バルブ対応空気入れ(フロアポンプ)のSERFAS(サーファス) FP-200については、SERFAS(サーファス) FP-200でクロスバイク用フロアポンプ型空気入れは決まり【レビュー・感想】をどうぞ。

仏式バルブのクロスバイクに空気を入れる手順

空気を入れる手順は次の5ステップです。

  1. バルブからキャップを外す
  2. 先端のネジを緩め、ひと押しして空気を出す
  3. 空気入れのポンプヘッドをバルブに装着する
  4. 空気圧計(エアゲージ)を見ながら適正な圧力まで空気を入れる
  5. ポンプヘッドを外し、バルブをもとに戻す

それでは1つずつ解説していきましょう。

手順1:バルブからキャップを外す

仏式バルブのキャップ01

まずはバルブからキャップを外します。

仏式バルブのキャップ02
外したキャップをなくしたり、つぶしたりしないように安全な場所に置くか、ポケットにでもしまいましょう。

手順2:先端のネジを緩め、ひと押しして空気を出す

仏式バルブの先端ネジ01

仏式バルブは、バルブの先にネジが付いているので、ネジを緩めます。
このネジを緩めても、空気がいきなり漏れることはないので、安心してくださいね。

仏式バルブの先端ネジ02

先端近くまで緩めたら、指で1回バルブの先端を軽く押しておきます。
長い間空気を入れないと、バルブが固まっている場合があるので、ほぐして空気入れのポンプヘッドを装着しやすいようにするためです。

押すと勢いよく空気が抜けるので、あまり長く押さないようにしましょう。

手順3:空気入れのポンプヘッドをバルブに装着する

空気入れヘッド

空気入れのホースの先についているポンプヘッドには、装着時に固定するレバーが付いているので、これが下りているか確認します。
(伸びたままだと装着できません)

確認が終われば、いよいよバルブと装着。
この時、ポンプヘッドをバルブになるべく真っ直ぐ差し込んでください。

仏式バルブへの差し込み

コツは手でポンプヘッドとタイヤを挟み込み、一気にポンプヘッドを押し込むこと。
あまり強く押し込むと、バルブがタイヤにめり込みますが、壊れることはないので大丈夫です。

ロック

装着を確認したら、固定用のレバーを上げます。
これで空気を入れる準備は整いました。

手順4:空気圧計(エアゲージ)を見ながら適正な圧力まで空気を入れる

空気圧計を見ながら、タイヤの適正圧力まで空気を入れます。

適正圧力については、タイヤに表示されていますので、この表示を確認しましょう。
ちなみに僕のクロスバイクBianchi CAMALEONTE 1で使っているタイヤは、

MIN.50 – MAX.85 P.S.I (3.5 – 6.5kgicm3 350KPa – 600KPa)

と表示されています。

SERFAS(サーファス) FP-200に付いている空気圧計だと、内側の目盛りがkgicm3、外側がP.S.Iなので、

50から85P.S.I、もしくは3.5 – 6.5kgicm3の間

に空気圧計の針が収まるよう、空気を入れればいいわけですね。

空気圧を上げるとスピードは出ますが、振動がかなり伝わってきます

逆に空気圧を下げるとクッション性は高まって乗り心地が良くなりますが、スピードが出しにくくなります

タイヤに適正な空気圧の間で、自分の好みに合った空気圧を探してみてはいかがでしょうか。

手順5:ポンプヘッドを外し、バルブをもとに戻す

空気を入れ終わると、ポンプヘッドを外します。
装着時と同じく、なるべく真っ直ぐ外しましょう。

この時絶対に固定レバーを下ろしていることを確認してください!

僕はGIOS MISTRAL時代、固定レバーを下ろさずに外そうとしたため、バルブの先端が曲がってしまいました……。

ポンプヘッドを外したら、バルブの先端のネジを回して根本まで締めましょう。

最後にバルブキャップを装着して終了です。

お疲れ様でした!

まとめ

もう一度手順をおさらいします。

  1. バルブからキャップを外す
  2. 先端のネジを緩め、ひと押しして空気を出す
  3. 空気入れのポンプヘッドをバルブに装着する
  4. 空気圧計(エアゲージ)を見ながら適正な圧力まで空気を入れる
  5. ポンプヘッドを外し、バルブをもとに戻す

仏式バルブのクロスバイクに、初めて空気を入れる時は不安ですが、一度入れ方のコツさえつかめば、それほど難しい作業ではありません。

手順をしっかりと確認して、慌てずゆっくりと作業しましょう。

SERFAS(サーファス) FP-200ってこんな商品です