初めて購入するクロスバイクに必要な本体以外の装備品や保険など11選【初心者用】

クロスバイク本体以外で必要なアイテム

クロスバイク本体を買ったら、すぐに通勤できると思っていませんか?

シティサイクル、いわゆるママチャリなら、購入した本体だけでもすぐに乗って出かけることができます。

しかしクロスバイクは、本体だけでは使い勝手が悪く、また安全面でも心もとないので、クロスバイク用の装備品を購入する必要があるのです。

実際僕もクロスバイクを初めて買った時、備品のことを全く考慮に入れてなかったため、予算を1万円以上オーバーすることになりました……。

あなたがそんな目に遭わないため、クロスバイク通勤歴5年の僕が、通勤に必要な自転車用の装備品などをピックアップします。

必要最低限のみ厳選しますので、余計な費用をかけずに自転車通勤ライフを楽しむことができますよ!

最初に買うべきクロスバイクの備品1:自転車に装着するアイテム

  • 泥よけ(フェンダー)
  • スタンド
  • 鍵(2種類)
  • ライト

泥よけ(フェンダー)

クロスバイク用泥よけ

ママチャリからクロスバイクに乗り換える時、一番驚いたのが、前後輪に泥よけがなかったこと。

泥よけがないと、タイヤが水分を跳ね上げるので、路面が濡れていると服が汚れて大変なことに。

これを避けるため、着脱可能な泥よけは必ず購入しましょう。

ちなみに僕のおすすめはこの泥よけ(フェンダー)。

僕も長年愛用しているアイテムの一つ。簡単に着脱できて、泥も完璧に防ぐことができます。

サイドスタンド

ママチャリには当たり前に装着しているスタンドが、クロスバイク本体にはありません。

理由は、左右の重みのバランスが崩れる、カッコ悪いなどありますが、はっきり言ってスタンドがないとメチャクチャ不便です

特に通勤で使う場合、コンビニに寄ったりすることもあるのですが、駐輪場に立て掛ける場所がないと、最悪自転車を倒したまま駐輪することになります。

そんな事態にならないためにも、スタンドは必ず装着してください。

僕のおすすめは、あまり力を使わずに足でスタンドを上げ下げできるもの。

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自転車を真ん中で支えるセンター式は、単純に邪魔くさいので、僕はおすすめできません。

ライト

クロスバイク用ライト

クロスバイク本体にはライトがありません。
しかし通勤で使うなら、夜道を走ることがあるはずです。

ライトは夜道を照らすだけでなく、前方の車からも認識されやすくなり、交通事故を防ぐことができます。

また、ライトがないまま夜道を走ると、無灯火で警察に呼び止められ、注意を受けます

このようなことを避けるためにも、ライトは必ず購入しましょう。

僕のおすすめは、USBで充電できるタイプのライト。

以前ボタン電池式のものを持っていましたが、電池が切れるたび、いちいち電池を買い直さなければならず、経済的も非効率。

さらに僕の子供が小さかったため、ボタン電池の予備が家にあると、誤飲する危険がありました。

そのため、ライトはUSB充電式を選ぶようにしましょう。

鍵(2種類)

鍵もクロスバイク本体には最初から付いていません。
クロスバイクはママチャリよりも軽く高価なため、新品だと特に盗まれやすいです。

できれば2種類の鍵を用意する方が安全です。
しかし通勤時の荷物は出来るだけ減らしたいですよね。

そこで、鍵は本体に装着するタイプと、地球留めと呼ばれる柱などに固定するワイヤータイプをおすすめします。
これならカバンの中はワイヤータイプの1つだけです。

僕の場合、サドル下に装着するものと、ワイヤータイプを購入しました。

最初に買うべきクロスバイクの備品2:自分に装着するアイテム

  • ヘルメット
  • 通年用のグローブ
  • 通勤用カバン

ヘルメット

自転車用ヘルメット

クロスバイク初心者は、スピード感が分からず、自転車の制御に失敗しがちです。
【初心者必見】クロスバイク通勤で転倒した体験から学んだ、ケガを防ぐポイント3つでも紹介しましたが、僕もよく転倒しました。

もしあなたが転倒しても、ヘルメットがあれば大事な頭を守ることができます。

さらにあなたが自転車保険に加入している場合、ヘルメットを着用しているか否かで、支払われる保障金が変わる場合があります。

正直に告白すると、僕もクロスバイクに乗り始めた頃は、ヘルメットを着用しませんでした。
そのために死ぬほど後悔しました……。

ヘルメットのおすすめは、対衝撃が強いのはもちろん、通気性がよく軽量のものです。

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MEMO

ヘルメットを購入する前に、必ず試着してみましょう。
僕もいくつか試着しましたが、ヘルメットによって着け心地が全然違います。
自分の頭に合わないと、違和感で自転車の乗り心地まで影響するので、サイクルショップで確認してみましょう。

通年用のグローブ

自転車用グローブ

防寒用はもちろんですが、涼しいシーズンでもグローブの着用をおすすめします。

理由は、ヘルメットと同じく手のひらがケガをしやすい箇所だからです。
特にクロスバイクの乗り始めは、スピード感に慣れないため、転倒しがち。

転倒すると、始めに地面につくのが手のひらです。
僕も【初心者必見】クロスバイク通勤で転倒した体験から学んだ、ケガを防ぐポイント3つで紹介したように、何回か転んだことがありますが、グローブがないと手のひらの皮がめくれて、とても痛いです。

加えて、ケガをしたまま自転車に乗ると、グリップが汚れてしまいます。

以上の理由から、通年用のグローブをおすすめします。

僕のおすすめは、指先を出せるタイプで、なおかつ手から脱ぐために補助ひもが付いているタイプ。
汗ばんだ手からグローブを外すのって意外と大変なんですよね。

通勤用カバン

自転車通勤では両手が塞がるため、片手で持つカバンは使えません。
必ず背負えるタイプのカバンを用意しましょう

また、雨の日でも自転車を使う場合は、防水加工が施されているものがおすすめです。

僕はカバンを何回か変えましたが、現在通勤用に使用しているものはこちらです。

仕事上、ノートパソコンを使う機会が多いので、専用のポケットがついているものを選びました。
また、お弁当が入るスペースも確保したいため、できるだけ奥行きが大きいものを選んでいます。

カバンについては仕事によって目的が違うため、あなたの目的に合うカバンを探しましょう。

最初に買うべきクロスバイクの備品3: 保険・防犯登録

  • 防犯登録
  • 盗難保険
  • 自転車保険(人身事故や入院・ケガ用)

防犯登録

あなたの住んでいる自治体が義務化されているのなら、防犯登録は必要です。

防犯登録のメリットは次の3つ。

  • 所有者を証明することができる
  • 盗難の被害にあった場合、警察で捜査しやすい
  • 撤去された場合、返還の案内はがきが届く

僕の自治体では500円でした。
500円にしてはメリットが大きいので、義務化されてなくても登録しておくほうがお得です。

盗難保険

クロスバイクは軽いので、厳重に鍵をかけていないと盗難の被害に遭いやすいです。

また、各パーツの着脱も比較的簡単なので、パーツ単位で盗まれることもあります。

特に購入して1年以内は盗難率も高いので、1年間は盗難保険に入っておくことをおすすめします。

僕の入った盗難保険だと、1年目では購入時の本体価格75%が補償されました。

2年目だと60%、3年目だと50%と補償費用も徐々に低下します。

盗難保険の費用は、1年間でクロスバイクの10%程度です。
(2年だと12%、3年だと14%程度)

自転車保険

盗難保険が自転車そのものの補償なのに対し、自転車保険は人身事故や自分自身の事故によるケガ、入院費を補償してくれる保険です。

僕の自治体では、2018年4月から義務化されたので、必ず加入しなければなりません。
(初代のクロスバイクを買った当時は、義務化されていなかったので、加入しませんでした)

ショップの店員さんに、提携している保険を薦められますが、自転車保険の種類が豊富にあるので、自分の予算や目的に合わせて選ぶほうがいいでしょう。

ちなみに僕は『ちゃりぽ』の一億あんしんプランというコースを選びました。

理由は次の3つ。

  • 最大1億円の人身事故補償
  • 示談交渉も代理でしてくれる
  • 比較的安い(約293円/月)

詳しい内容は、ちゃりぽのページを確認してください。

ちゃりぽを見る

最初に買うべきクロスバイクの備品4: メンテナンスアイテム

仏式バルブ対応空気入れ

こちらは厳密に言うと初めは必要ありませんが、必ず買うことになるので紹介します。

いままでママチャリしか乗ったことがないと、タイヤの空気を入れる吸入口(いわゆるバルブ)の形状が、何種類もあるなんて知らないのが普通です。

しかし、クロスバイクはママチャリとは違い、フランス式のバルブ(仏式バルブ)を採用しているので、ママチャリで使っていた空気入れを使ってタイヤに空気を入れることはできません。

そこで仏式バルブ対応の空気入れが必要になります。

僕がおすすめするのはSERFAS(サーファス) FP-200。

僕もママチャリからの乗り換え組なので、仏式バルブを初めて見た一人です。

家の空気入れが使えず、仏式バルブ対応の空気入れを慌てて選んで買ったが上記製品ですが、今までの空気入れの認識をくつがえすほどの入れ心地でした。

詳しいことはSERFAS(サーファス) FP-200でクロスバイク用フロアポンプ型空気入れは決まり【レビュー・感想】で説明しています。
あなたがもし仏式バルブの空気入れで迷っているなら、何も言わずにこれを選んでください(笑)。

まとめ

以上、僕が経験から選んだ11アイテムを紹介しました。

これを見ても分かる通り、クロスバイク本体以外にも必要なものがたくさんあります。

費用もだいたい1万円程度は自転車本体からプラスされると考えておくといいでしょう。

「こんなはずじゃなかった・・・」

と後悔しないためにも、通勤で使用するまえに必ず準備しておきましょう!

今回のおすすめアイテム

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